迷っています
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大動脈の先天性ニ尖弁のため年内の手術を予定している56才女性です。
医師には機械弁が適用される年齢だが、本人の希望優先なのでたくさん考えてくださいと言われています。生体弁にすると何年か後には再手術になりその際の費用や体力のことを考えてしまいますし、機械弁だとワーファリンを飲み続けることに不安と抵抗を感じます。皆さんは何を決めてにされたのでしょうか?
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大動脈の先天性ニ尖弁のため年内の手術を予定している56才女性です。
医師には機械弁が適用される年齢だが、本人の希望優先なのでたくさん考えてくださいと言われています。生体弁にすると何年か後には再手術になりその際の費用や体力のことを考えてしまいますし、機械弁だとワーファリンを飲み続けることに不安と抵抗を感じます。皆さんは何を決めてにされたのでしょうか?
3件の投稿を表示中
福ちゃん
つねちゃんさん
はじめまして。
私は大動脈弁閉鎖不全症により人工弁への置換経験者(男性)です。ご参考になればと思い、返信しています。
55歳の時、大動脈解離の手術(人工血管置換術)の時に大動脈弁閉鎖不全症とも診断され、同時に機械弁に置換しました。年齢からすると適切な選択だったと思います。その時からワーファリンの服用を始めました。納豆や青汁などの食事制限も苦になりませんでしたし、他の薬も飲んでいましたので、毎日の服薬も負担ではありませんでした。
当時はバイクに乗っていましたので、誰も来ない山道で事故を起こし、大量出血したらワーファリンの作用から出血が止まらないこともあるとの担当の先生からの指摘もあり、バイクなどケガに結び付くものはやめたり、控えたりしていました。
58歳の時に、大動脈解離の再手術が必要になりました。ワーファリンが人工血管に影響を与えた可能性があるとのことでした。今後も同じことが起きるのではとの不安から、大動脈解離の再手術の際に機械弁を取り出して、生体弁に替えてもらいました。
私自身と生体弁の寿命から将来の再手術のことも考えました。これまで3度の開胸手術をしていますので、組織の癒着などから手術は今まで以上に困難になるかもしれないそうです。その場合は、カテーテル治療(TAVIとかTAVR)の一つであるバルブ イン バルブも視野にいれた生体弁の選択をしてもらいました。現時点ではバルブ イン バルブは生体弁でのみ可能な方法です。
人工弁の選択はむつかしいです。ご心配の点以外では、機械弁でも再手術の可能はあります。それに加えて、手術方法も開胸、低侵襲心臓手術(MICS)、ロボット支援心臓手術などあります。当事者の希望を聞いてもらえることは、とてもいいことだと思いますが、それなりの知識と準備も必要になります。最近「心臓弁膜症 よりよい選択をするための完全ガイド」という本を読みました。国際医療福祉大学三田病院の加瀬川 均先生が監修され、講談社から発行されています。背景や希望が違う人がどのように選択したかをわかりやすく解説してあります。インターネットでも情報は集められますが、まとまったものが少ないので、この本は参考になると思います。
手術費用につきましては、高額医療制度をご利用になることをお勧めします。また人工弁置換になると多くは身体障がい者一級と認識され、各種の割引・減額や障がい年金を受け取ることができることがあります。高額医療制度は病院に、身体障がい者認定についてはお住まいの市町村の福祉窓口にご相談ください。
つねちゃんさんが納得できる治療となることを願っています。
退会したユーザー
トピック作成者福ちゃん さん
貴重なアドバイスをありがとうございます。
教えていただいた本も読んでみたいと思います。
まだ時間はありますので、しっかり考えたいと思います。
cha_la
つねちゃんさん、はじめまして!
先月、大動脈弁の先天性ニ尖弁で生体弁の置換術を受けた33歳男性です。(現在自宅療養中)
私は先生には耐用年数の事もあり機械弁を勧められました。ですがスポーツが好きなのでワーファリンを飲み続ける事により、怪我をした時の出血、内出血を気にしたくなかったので生体弁にしました。他にも仕事のリスクの事もありました。生体弁でも術後約半年はワーファリンを飲まなくてはいけませんが、元々そんなに薬を飲む習慣もなかったのでこれからずっとと考えるとめんどくさいなぁという気持ちと飲み忘れそうだなという感想です。
先生には若いと10年以内に再手術と考えておいた方がいいと言われています。
私はこの10年の間にもう少しスポーツを楽しみたいのと今後の仕事を考える時間にしたいと思っています。今回はMICS(低侵襲心臓手術)を受けれましたが、次は胸骨正中切開での手術になるそうです。
私の場合は今の所、大動脈弁しか悪い所が見つからなかったので10年以内の再手術なら体力的には乗り切れるかなと思って生体弁を選択しました。
費用に関しては、限度額適用認定証を使いました。ちょっと焦って月またぎの入院にしてしまったので支払い金額は増えてしまいましたが、早い方がいいと考えを切り替えました。
人工弁置換での障害年金の制度もあるので申請可能であればお忘れなく。ややこしいですが年金と手帳の等級は別です。
ざっくりですが参考になりましたら幸いです。